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よるね王子

JUGEMテーマ:漫画/アニメ

Youjo Senki #8y

 粉症なのか、目鼻が擦れて痒いですが(山芋アレルギだったり)。昨年は当たり年なこともあって、特撮アニメ映画が何かと話題になりましたが。この春も負けず劣らずと申しましょうか。話題作、注目作も多くて、なかなか活気がありますね。
 未見の映画もありますので、個別の感想は少しずつ述べていくことを予定しております。冬アニメもありますので。週末はアニメジャパン、翌週は春アニメ開始ですから、時の経つのは早いものです。

 

singkong

 

 の興行戦争の前半戦――といって構わないかと思いますが。シング、モアナ、ドラえもんと大乱戦ですねえ。勝者と敗者の明暗が分かれておりますが。3月のライオン、ひるね姫と苦しいスタートになりました(予想はしてました)。あとはキングコングがどれだけ弾けてくれるかです。そういえばムーンライトもありますよ。
 現状をひと言でいえば『エンジョイ&エキサイティング』。映画はエンジョイ、興行成績はエキサイティングです。見方によって色んな軸はあると思います。ミュージカル、洋画CGアニメ、特撮怪獣、漫画原作、オリジナルアニメなど。
 昨年の特撮アニメ邦画の興亡が前哨戦だとすれば、今は第二章。ここから夏までが、生き残りを賭けた第二ラウンドです。大本命の美女と野獣、アニメは夜は短しとルー、メアリ、打ち上げ花火。忘れてはいけない BLAME!。実写は無限、銀魂、ジョジョと続きます。年末公開のSW8やガルパンは第三章になりますか。

 

LA LA LAND 22

 

 状では、ふたつ大きな流れがありまして。ひとつは娯楽映画の中心が、洋画アニメに移行しつつあること。昔はジブリ、去年は君の名は。が押えていたところですが。ふたつめは、漫画原作つき実写映画の崩壊の兆しが見えてることです。これは3月のライオンが露呈してしまったことですが。より深刻なのは、後者です。
 手短にいえば「映画ファンとアニメファンの分離が明確になりつつある」ことです。乗り合いバス的にどうにかなるかな、軟着陸するかな、と思っていましたが。思った以上に、原作ファンが動かない、アニメも波及効果が薄いのがハッキリしてしまいました。これはだから、片隅と君の名はでおきた代理戦争の延長戦でもあるものです。対立煽りでなく。なかには気づいてる人もいるでしょうが。
 だからこそ前哨戦と第二章です。ここにきてメディアミックスの限界が見えたのではないかな?――と思います。後発の漫画原作が、ひとつでも当たれば吉。売れなければ俳優があぶれる。その転換期です。まあ、その谷間で怪獣オタがウホウホしてるのは御愛嬌ですが(笑)。吹かし気味ですかね。

 

hirunehime 13

 

 とはまあ、艱難辛苦の試される50代監督の行方ですか。神山監督も、師匠の押井監督ごと過去の人物になったなあと。厳しいようですが。このチャンスが活かせないようでは、今後も同じことの繰り返しになるでしょうね。
 残るべき作家が残って、新しい才能の芽が出てくる。それだけだと思います。それは実写やアニメ映画に限ったことでもないのでしょうけど。半年前と違うのは、プレイヤが増えて、各地で戦線が拡大してることです。昨年から今年にかけては、映画業界のルールが変わる大きな節目であり、特異点なのだと思います。

 

yoru ha mijikashi arukeyo otome 10

 

 んな今後5年の映画界の行く末を占うような、様々な盛り上がりをみせる前半戦ですが。ララランドも忘れていませんよ。補足記事を書きましたので、どうぞ宜しければ。

 

 

雑記

 

・ガルパン最終章第一話12/9公開
・ララランド30.8億円
・レ・ミゼラブル55億円、オペラ座の怪人40.8億円、シカゴ33億円
・【業務連絡】記事内容の修正に関しては、あらかじめ余裕を見ておりますので、更新時間をご確認ください(以後は確定だと思って頂いて結構です)

 

syowa genroku rakugo shinju 2nd #11a

 

・ライオン二期は予想してた(アニメワールド経由)
・Eテレ四月からRINNE、クラシカロイド、ライオン再放送
・NHKアニメは再放送の枠があるから強い
・原作の切りが悪いので2クール。秋春の変則かも
・エウレカ続編は吉報だが、あまり喜べない自分もいる(ポケ虹やAOを思えば)

 

Eureka Seven Pocketful of Rainbows

 

・声優アワードについては特に。石田彰は来年で良いですよ
・アニラジアワードに珍獣枠がないのはおかしい(人材豊富なのに)
・落語心中は影なし作画が結構好き
・書店の店頭在庫検索システムが複数ある。声優関連書は「在庫なし」ばかり
・最近リアル書店の不便さは身に染みて感じる

 

kobayashi san chi no maid dragon #11a

 

・『弟界の希望の星』が大きく羽ばたいたか
・ゆうまたそは声優業より弟業だが
・最多得票賞ひろCは声優アワードの概念になったのだ
・逝ってしまったか『神環の理』に導かれて
・ラジオラズベリー賞(Radio Razzie Award)
・かやのーめる賞、イグノーメル賞

 

legoland-lego-hotel-nagoya-japan

 

・ひるね姫はジョイ釘宮とシジマ会長の祖父(cv.高橋英樹)は良かった
・ココネ役の高畑充希は、序盤不安定だったが演技は悪くない。コロコロした声質で使い減りしないタイプ。ただし受けるかどうかは別の話
・女優の声の演技論や談義はひと通り観てから
・黒沢さんが参考になるかも(ユーフォ以前の)。人にも拠るが、彼女も子役出身なので演技の悩みどころが近い気がする
・やはりXi AVANT(クロッシイ・アバン)が分岐点だったか。結果論だが

 

Eden of the East The King of Eden

 

・キャラクタは芝居で、キャストは演技。演出家や作画がつけるのは芝居で、指示に従って演技や演奏をするのが演者や役者…という定義
・「芝居が上手い」と「演技が上手い」はだから微妙に違う。芝居は役者以外にも、音響や照明や脚本や撮影や編集といった演出のニュアンスを含んでいる
・ポスタで注意を引くのであれば「チラ見せで詳細を明らかにしない」という方法もある。ティーザ(焦らし)広告と言われる(※後述)
・むしろ俳句をビジュアルにする感覚だな。映画の見所を五七五にして、それをもとに視覚化する。映画川柳
・プロシュート兄貴『ブッ殺すと 思ったときには 終わってるッ』

 

teaser-poster-ex-machina

 

・シン刃牙道。日本一の土下座漫画家(「シャーマン謝男」)
・君の名は。がメガヒットしたら、常識的には焼け野原だな。二匹目の泥鰌を狙って流行を創るのであれば別だが
・しかし何時から青春映画の宣伝は青ピンクになったのか?
・ファンは何でも買うしイベントに参加するというのは、かなり間違った認識。不満があれば「今回はスルーしてグッズや次に回す」のが大半
・僕はみて気に入らない広告があれば、金輪際その映画に関わらない。レンタルや地上波も避ける(年に四、五本ある)。ユーザに嫌われることを軽く考え過ぎてる
・接触頻度がまるで違うから、受ける不快感も数十倍(だから使い分けてくれと)

 

謝男 02

 

・番犬がよく吠えるのは、通行人のせいか、犬のせいか?
・「我が身を知る心、得たる人の心なるべし(自分の身を知り、限界を知る人こそ、名人といえる)」世阿弥『風姿花伝』
・残響のテロルのアポロ計画
・移民するんだったら弥生時代を参考に(1000年くらい?)
・「演劇と音楽での音感は別ものなんじゃないか?」というのはセッションから感じてる疑問。俳優シモンズは30〜50分の一秒単位だと思う(レベルが違い過ぎて分からない)。ララランドはまだ緩め
・20分の一秒単位だったら、演じられる中堅声優はそこそこいる。アニメは作業的に、芝居や時間を制御する意識がとても高い。実写ドラマに欠けてるものだ。僕がみて分かるのは25分の一秒まで

 

zankyou no telor #8x

 

・断洒落(ダンシャレ)…オサレへの執着を捨てること
・マボロシダン
・広くアニメ業界はプロイセン王国やローマ選帝侯みたいなイメージだが。いずれアニオタも腐民族の独立戦争が起きるんだろう
・エイベ教国はそちらだが、急進派と穏健派がいる
・邦画とアニメの大分裂期が来るかどうかは今後次第。南北朝だな
・野外劇場が石だったのは反響のため。斜面の観客席をテアトロン(theatron)という。張り出し舞台と背後の壁とテアトロンをまとめて「theatre(劇場)」と呼ぶ

 

movie-logan 02

 


[MagicDarkLight] Twisted Hours


 

◆「シン・ゴジラ」配信記念特集 虚淵玄
http://natalie.mu/eiga/pp/shingodzilla_01

 

◆実写版「美女と野獣」世界で公開、予想上回る興行収入
http://www.cnn.co.jp/showbiz/35098354.html?tag=cbox;showbiz

コムスコアの映画評論家はこうした作品について、「ディズニーはかつてのアニメ映画から古くさい部分を取り払って現代の実写映画としてよみがえらせる戦略を奏功させている」と論評。

◆『ガルパン』海楽フェスタトークショーをレポート。『最終章』ティザービジュアルを見た渕上舞さんが……?
http://dengekionline.com/elem/000/001/487/1487946/

また廣岡さんから『劇場版』の興行収入の37%が4DXによるものだと発表されると、会場からは驚きつつも納得するような声が上がっていました。

Youjo Senki #8x

 

◆戦友・富野由悠季と安彦良和、そして古川登志夫の駆け抜けた“ガンダム前夜”70年代アニメ史
https://otocoto.jp/special/furukawa-yasuhiko-03/

安彦:この頃のオープニングっていうのはそれくらいの少人数で、片手間にやらされたもんなんですよ。今でこそ大がかりですけどね。ベテランさんが1人と、僕と、そしてやはり新人原画だった川尻善昭くんの3人でやりました。川尻くんはその後、マッドハウスに移籍してハードボイルドな作品(『妖獣都市』『バンパイアハンターD』など)を多く手がけていますね。元気な熱血アニメーターでした。

 ムーミン(1972年)OPが新米の安彦良和と川尻善昭だったとは。プロダクションとアフレコ現場、盟友ふたりの富野語りが面白い。あと誤字指摘だが、キッカの由来は菊花ではなく「橘花」では?(菊と金髪を勘違いしたのか)

 

◆「“栄光なき天才たち”からの物語」放送決定!
http://www6.nhk.or.jp/anime/topics/detail.html?i=4419
 「第1回 競泳」BS1 3/25(土)20時から。フジヤマのトビウオの異名を取った競泳選手、古橋廣之進(cv.小野D)。次回は陸上だが、隔月放送か。

 

eikounaki tensai tachi no monogatari kara #1a

 

◆「『攻殻機動隊』が『ゴースト・イン・ザ・シェル』になった」 Production I.G石川光久が明かす、ハリウッド版攻殻に宿る“魂”
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1703/24/news081.html

(石川)今、日本のアニメーションの立ち位置って、作り手が海外に向けて作るとか背伸びしてみせるのは、足元をおろそかにしているようでいかがなものかと思う一方で、プロデューサーやプロダクション視点でみれば日本だけで商売していくのは難しい時代です。クリエーターが「世界を目指す」と言い立てずとも、今の日本のお客さまに対してきちんと作れば、それが世界に通用する時代。それにはタイトル(IP)も必要で、攻殻機動隊という人を引きつけてやまない作品の魅力が重要です。

 IG石川社長のキレのある掌返し。4年前のARISEでは番茶、ニコ生、YouTubeのライブビューイング発表会までしたのに。そう士郎正宗に一度は企画を断られていたんだよね(※下リンク参照)。こういう発言を見ると、またかと思う。

 

◆第四の『攻殻機動隊』、遂に始動!士郎正宗×黄瀬和哉×冲方丁×プロダクションI.Gが贈る、『攻殻機動隊ARISE』製作発表会レポート【公式】
http://kokaku-a.jp/arise/news/entries/24/

石川「『攻殻機動隊』というタイトルは日本だけじゃなく、世界にファンをいっぱい抱えているのですね。アニメ―ションの潮流は2Dから3Dに移ってきているのですが、ここは日本の2Dアニメのすごさを見せつけてあげたい」と語った。

◆La La Land - Movie References
https://youtu.be/iI5BPRrj554
 ラランドのミュージカル映画の参考文献。

 

◆50〜70年代にヨーロッパで制作された「ゴジラ映画」のポスターを米サイトio9が特集
http://amass.jp/61381/

eurekaseven highevolution 03

 


Tamako Market / Kyousougiga AMV ♪ Artichoke Hearts



 画「ひるね姫」鑑賞(※ネタバレ注意)。本来だったらスルーする作品だが。攻殻SACから15年以上見てきた人間として言わせて貰おう。ひるね姫は「現在の神山監督の悪いところが全て詰まった映画」だと思う。ファンには申し訳ないが、これは駄目だろう。

 

hirunehime 12

 

 置きが長くなるが(読み飛ばしても構わない)。今回は友人が熱心で、僕が折れた格好だった。何となく悪い予感がしていたし、先入観を持ちたくなかったので事前情報を入れないようにしていた。全国232館と期待値が高くて、公開直前になって劇場側が絞り込みを始めたのにも気づいていた。このブログでも仄めかしたが。
 そんな経緯もあって、友人にはさりげなく他の映画を薦めていた。だが彼の意志が固くてそれに従ったような具合だ。もう仕方ないので腹を括って、ハードルを限界まで下げて臨んだ。ちなみに彼は攻殻SAC SSSの3D版(2011年)を一緒に観てる。ゆるいファンだが、別に初心者ではない。
 何が言いたいかといえば「ケチをつけたり粗探しをするために」映画を観に行った訳ではないということ。最初から過剰な期待はしていなかったし、不満で腹を立てている訳でもない。素直な感想だ。キツイことも書くので、そこは了承して欲しい。前置き終り。

 

hirunehime 10

 

 頭10分過ぎ(Bパートかな?)、ココネが朝食を作って登校する場面。父親と会話せずにメールしたり、バス停でモリオたちと合流したり、近所の老人の自動運転トラックが出てくるあたりで、この物語の全体構造が読めてしまった。謎もトリックも伏線もだ。ほぼノータイムで先の展開が分かった(シャーロック花嫁以来だ)。
 まったく想定できなかったのは、夢の中にモリオがでてくる場面(大阪まえ)。あそこくらいだ。あまりにも単純過ぎる。単純なのが一概に悪いとは言わないが、これで騙される人がいるんだろうか? と思ったくらい(逆に多くて驚いたが)。他人に分かるように言えば「初見にして二回目をなぞる」ような見方をした。

 多少先回りして、どうやってモノコトを進めるのかをつぶさに観察した。桃がドンブラコと上流から流れてくる様子を、遠くから双眼鏡や照準器をもって眺めるようなものだ。お手並み拝見という奴だ。

 

hirunehime 11

 

 れで分かったのは、ひるね姫には足りない部品が多過ぎるし、作り方が上手くない。説明不足で描写が甘い――という結論。桃は40個近くあったが、打率や成功率は三割くらいだろう。手放しで褒めるには無理がある。
 中盤、東京に到着するころには答えあわせにも飽きた。もしタイバニの西田氏が脚本ならば――と頭の隅であらぬことを考えたが。社会的な事件に際して、アクションや謎解きをもっと上手く絡めるだろうなと想像した。
 あらためて強調しておくが。作品の粗や不備が多いから駄目なのではない。欠点が少ないに越したことはないが、完成度だけで評価が決まるとは思っていない。否定的なのは、本作にそれらの弱点を補うだけの強度や魅力がないこと。ガジェット(小道具、仕掛け)があるだけで、ここぞという「売り」がないのだ。

 作画も音楽も頑張っていたが、如何せん監督のシナリオが悪い。無用に足を引っ張るのでドラマに集中できない。効果薄だ。シナリオドクタをつけるべきなんだろう。
 オリジナルとはいえ、いくらなんでも構造的な穴が多過ぎる。強度やアイディアが足りない。個人技でどうにかしようとしたんだろうが、場面や台詞を整理したところで力尽きてしまった感じだった。作画スケジュールが押していたんだろう。あまり気は進まないが、少しだけ駄目を出してみよう。ほんの一例だ。

 

hirunehime 09

 

 とえば序盤ハートランドをかなり魅力的に描かないと、物語の事件性が発展しない。主人公が仮想世界を守る動機がない。日常系は苦手だと零していたが、監督の不得手が露呈してる。プログラムの暴発事故のデモンストレーションもない。僕が気づいただけでも、そうした作劇上の欠点が20や30はある。たぶん見切り発車だろうが、誰か止める人はいなかったのか?
 女子高生のゆるふわ活劇でも別段構わないが、特別な魅力だったり作り込みがないと誤魔化せない――ただそれだけのことで、そこで大きく失速してる。近未来SFだとか、魔法やファンタジーだとか、家族愛だとか、そういう問題でもない。
 表の事件は中途半端で、裏の仮想世界も構築できていない。かといってヒロインで押しきるほど、青春の溌剌とした躍動感もない。総じてお手盛り。たとえ物語そのものが詰まらなくても、作品世界が愛らしくて憎めないところまで行けば、まだマシなのだが。

 

hirunehime 08

 

 映後、僕の友人に感想を尋ねると「うーん、他のが良かったですか…ね?」と苦笑してた。だいぶ思ったものとは違ったようだ。炎上や最期のココネの落下シーンには、やはり引っ掛かったらしい(普通だ)。それでも甘めの点をつけていたが。
 オマケ。半グレの父親が恋人きどり(という設定だろうどうみても)が気持ち悪かった。あれで年頃の娘は違和感を覚えないのか。恋人未満のメガネくんこと、モリオがモブ(群衆)で哀れみを誘った。モブモリオだな。
 そもそもだが『高校生の娘(=亡くなった母親がわり)』だから。やもめオヤジも娘離れしなさいよ。幕引きに老いらくの祖父が参戦するが(爺父娘の三角関係)。なんだか現実世界でも、やってることはそう変わらないなと思った。



 画アニメゴジラだが。3DCG、声優、虚淵、SF怪獣…と完全にコア層に振り切ってる。怪獣アニメであって特撮とも違う(ゴジラ外伝)。あとは主題歌とキャラクタのCGを寄せるくらいしか、一般ライト層に訴える手段はないか。あとは声優パワーかな。
 Netflixにしたのは商業的に正解だと思う。おそらく映画興収よりも、ネット配信の方が収益が高くなるだろう(2:8と予想)。

 

King Kong contre Godzilla 1962



 AnimeJapan 2017『鷲崎健の昼だけどヨルナイト』OPENステージ12:40〜13:40。ゲスト多数(杉田智和、マフィア梶田、高橋李依、河本啓佑、村上喜紀、井上麻里奈、下田麻美、名塚佳織、アイドルマスターシンデレラガールズ)。
 まさかのアニラジアワード版いいとも特大号。また上手い具合に、満遍なく声優各事務所&フリー無所属(梶田、名塚)で登壇者が分かれてる。最優秀ラジオ大賞、佐倉と大西の欠席裁判か(佐倉はヒロアカ、大西はエロマンガ先生のRGBステージ)。アイマスの佳村はるかを生贄にアイム声優を召還!!



Anime Mix AMV ♪ Equivocate



 回、前々回の補足。ララランドの共同幻想を整理するといくつか種類がある。


.蹈汽鵐璽襯后癖語の舞台、現実世界)
△澆鵑覆離薀薀薀鵐鼻聞眤道路、シェアハウス、パーティなど)
セブとミアのララランド(ベンチ、天文台、クライマックスなど)
せ笋砲箸辰討離薀薀薀鵐鼻淵ーディションなど、黒バックのシーン)
ゥ潺△判琶譴離薀薀薀鵐鼻淵僖蠅了廚そ弌


 イ魯ーデションの独白なので要注意。セブとミアは特殊な関係というのは、それに起因する。春のボーイフレンドのときも、5年後の冬に登場する旦那のときも、彼女のララランドは一度も発動しない(というよりデート中に彼氏を無視して発動する)。その相方はセブであり、共同幻想は発動する相手を選ぶのだ。

 

LA LA LAND 26


 アノ演奏を聞いただけで、どうしてミアがセブに一目惚れするかといえば、叔母の刷り込みがすでにあったからだ。魔法のスイッチが入る瞬間――まあ色恋に理屈がなくても別に構わないが――彼のピアノが彼女の『扉を開いた』からだ。
 ラストダンスは、それとは少し意味が違っている。恋愛は始まりであり、終幕でもあるが。の幻想は映し鏡のように思える。それは見る側が望んでるせいだ。過去のよすがであり、あったかもしれない未来の形。だが実際には白日夢であり、舞台と客席とを隔てて、劇中では現在進行形で起きている。あの熱愛は飛ぶための燃料であり手段といえる。

 

LA LA LAND 23


 えば、ミアと叔母がともに見る夢は、セブのそれとは趣きが違うだろう。女優の叔母の『物語』を少女ミアが追体験する。恋人だけでなく、親子や兄弟や師弟関係もある(ロッキーとクリードのように)。セブとミアが恋人同士だったから、あのような結末なのだ。その抜き差しならない関係を「業が深い」と述べた。「ふたりが同じ強さで、同じ方向に、同じ夢を見てる」からだ。

 

LA LA LAND 25


 作は邯鄲の夢だとか、カチンコの強制リセットまで射程に含む。あの強烈な幻想体験によって、現実世界は何度も脅かされて覆される。それがララランドのもうひとつの顔だ。そこではい筬イ禄斗廚憤嫐をもつ。私の内世界と初心(原点、原風景)。つまり個の劇的な感情だ。それが共同幻想の原資や基盤になる。
 一般的な恋愛感情の裏に、アブノーマルな感覚や妄想が蠢いてる。そこに気づかないとララランドの住人たちの行動原理が分からない。まあ分からなくても映画は楽しめるが。それで反発したり嫌いになる人たちがいても無理はないと思う。

 


 画ポスタについての覚え書き、あるいは雑感。画像検索をして、色々と調べてみたが。まとめて感想をいえば「日本版のポスタは全体的にセンスは悪くないが、ロジックがない」との印象。良い意味で生産的な手抜きがない。つまり無駄に手間が掛かってる。なかには色彩センスが高いのもある(ただし個人技)。
 「クソ真面目だが賢くない」というのが適切か。栓抜きや缶切りを使わずに、何でもナイフで開けるような。ルーチンワークなのか。ピントがズレた努力をしてる。

 

Ghibli Alternative Poster


 に写真の扱いには注意が必要(釈迦に説法だが)。なんとか地に馴染ませようと必死だが。如何せん「色味が多過ぎてゴチャゴチャしてる」。派手にしようとしてメインが浮いてる。それが安っぽくなる原因のひとつ。ふたつめは言うまでもなく「文字数が多い」。どちらも減らす努力が必要だ。
 「モノ(オブジェクト)を最大三つまでにする」――以上三点に注意すればデザインは大分良くなるだろう。前言を繰り返すが、作り手にセンスがないというより、わざわざ条件を難しくして失敗してる感じがする。変な常識に縛られてる。それで悪い方に似てきてしまうのだから救えない。
 禁則事項でやってはいけないことをリスト化する方がたぶん早い(発注側もだが)。デザインを選ぶ側の問題もある。何色が難しいとか、ごく基本的なこと。最低でも品質を保持するために。ロジックで賢くやるというのは、そういう意味。



Fate Stay Night Heaven’s Feel「AMV」 Open My Eyes


 

 優アワードは故人の特別功労賞、功労賞を設けている。彼らの多くは俳優出身者だ。声優以外の表彰は認めないというのであれば、過去の受賞者の実績、声優業界への貢献、バンドや歌手など声優以外の活動をまとめて否定することなる。内海賢二や野沢那智なども例外ではない。流石にそんな理屈は通らないだろう。
 演技や資格の問題だとすれば、役者には「時分の花」という言葉がある。若いうちにしか演じられない魅力だ。そういうものは年に数件ある(ここさけの水瀬いのりがそうだ)。君の名は。を好演した、神木隆之介と上白石萌音の両名が選ばれても、特に不思議はない。ベテラン勢(自称新人)が新作で選ばれ難いのは、どうにかした方がよいと思うが。

 

warau selesman new 01


 人的には、僕街の少年悟役、土屋太鳳が新人賞に選ばれても良かったかなと思ったが。北海道弁のしたっけが印象的だった。

 


 春期になってから接した、子供向けにはどこか不満がある。弟や妹が喜んでいる姿を見ると「なんだあんなの」と思ったりしないだろうか。年長者の上から目線だ。ほんの数年違いだが、天地ほど差があるように感じる。
 中学生では楽しめなかったものが、高校生になって開眼するから不思議だ。作品の奥深さに気づくといえば、聞こえはよいが。余計なノイズが気にならなくなるのが大きい。若さというのは、何でも初めてで取捨選択が効かないことでもある。

 

FLYING HONU 03

 

 メイク(リブート)も似たところがある。ヤマトやゴジラはわりと平気だが。封神演義や剣心となれば、また話は別。別に大した違いはない。昔馴染みだとか、こちらに思い入れがあれば善哉。裏目にでれば、ナンダカ面白くない気分にさせられる。まさに墓場の運動会、ゾンビの盆踊り。地獄の鬼に豆鉄砲。そいつは勘弁してくれと密かに思うこともある。テンテン。
 「半端に古いもの」が個人的には最悪。頃合いとしては10から15年むかしの流行もの。焼き直すには早く、抱き合わせするのも憚れる。とうに賞味期限は切れており、さりとて延命するのも難しい。ファンが入れ替わるのも、大人になって所帯をもつにもやや早い。正直、煮ても焼いても食えないものだ。
 15年前であれば、ジョジョ連載の第6部か。夢中になった作り手が育つための年月もあるが。機が熟成するには忘却する期間が必要だろう。



 争ものだから笑えないというのは、大きな勘違いだ。むしろ予算的な都合から、あるいは作劇上の必然から、笑える戦争ものは過去作品にいくつもあった。場の緊張をほぐして、登場人物を印象付ける。下っ端の兵士が調子にのって下らない馬鹿騒ぎに興じる。一般向けでも、特撮アニメでもそうだ。シリアスで手間の掛かるアクションばかり撮影するわけにも行かない。
 リアルロボットや円谷を引き合いに出すまでもなく。どんな戦争ものでも、半分以上は日常風景だと思う(例外はある)。そうでなかったら、タメ回、戦闘回なんて単語は生まれない。
 むしろ派手な戦闘に頼らずに、どうすれば退屈させないで済むのか、表現や物語の幅をどう広げるかで創意工夫を重ねてきた。クスリとさせる会話の妙味だとか、人物の関係性や心情の変化を見せるとか。恋愛模様やファンサービスのお色気もそうだ。

 

Youjo Senki #10a


 えない戦争ものというのは――笑った覚えがないからか、笑った験しがないからか。ツボが合わなければ仕方ない。だが笑った記憶を忘れているのはどうか。それとも法律で笑いが禁止された国に住んでるのだろうか。シュールな光景だが。
 シラッとさりげなく「戦争ものなのに笑える」と言われると、こちらの背筋が寒くなる。どこか見ず知らずの、遠い異国にでも迷い込んだような気分だ。あのときテレビで視た兵隊コントはマボロシだったのかと、不可解な気分になる。

 


AMV Dazzling Inferno

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